FAQ
よくある質問
チメルフとはどこから来た言葉ですか。
チメルフは1790年来、陶器の生産地として有名ポーランドの地名です。
チメルフとはどんな綴りなのでしょうか。
ポーランド語ではCMIELOWと書き、発音をそのまま表記すると「チュミュエロフ」と記述をするのが最も近いようなのですが、店主の独断で「チメルフ」としてしまいました。
オリジナルのデザインはいつ頃制作されたのでしょうか。
一番古いもので1900年。最近制作されたものもありますが、これはオーナーのアダム・スパワ氏や1923年生まれのトマシェフスキー教授の最新作です。大部分のフィギャはワンダ・テラコフスカ女史に率いられた1950年から60年代にかけて制作されたものです。
今見ても相当斬新なデザインに見えますね。
1965年発刊された「POTTERY GAZETTE」誌にはトマシェフスキー教授のコーヒーセット イナ(CM101)について「デザイン革命」と評して居ます。インスティチュート・オブ・インダストリアル・デザイン(ポーランド語の頭文字でIWP)に集まった才能豊かのアーティストは当時のヨーロッパ各国と競合してユニークなデザインを心がけたと言われて居ます。ヘンリー・ムーアやピカソの影響も受けているとも言われて居ます。
表記について
チメルフ磁器フィギャのサイト制作にあたり、ポーランド語とカタカナの表記についてひとことご説明申し上げます。
チメルフの原典はと表記され、実際にはCとOの上にフランス語のアクサンテーギュのような補助記号がついています。 原音にできるだけ近いカナの表記は「チュミュエルフ」となりますが、この「チュ」や「ミェ」の音は普通の速度で読まれた場合「チ」や「メ」の音にかなり近くなります。このポーランドの地名に関して”正式に”カタカナで表記された地図などの印刷物を見つけることができませんでしたので、簡単な表記で「チメルフ」としてしまいました。発音のときは日本語の「地」や「目」を読むときのようにはっきりとした発音ではなくあいまいにおっしゃってください。
また、人名、地名などポーランド語のカタカナ表記についてはできるだけ専門の方にみていただき、妥当と思われる表記を採用したつもりですが、誤った表記などもあると思います。お気づきの点はこちらまでご一報ください。
オリジナル制作年と作者
それぞれの作品にはオリジナルの制作年とデザイナーの名前を現在判明している限り掲載していますが、40年間のブランクを経て1点1点復刻作業をしている中で記録の漏れや記憶違いにより制作年、作者名欄が不明のままになっていたり事実と異なるケースもあるかと思われます。お気づきの場合はお知らせください。