レストラン コクリコ
レストラン コクリコ
112-0012 文京区大塚1-10-14音羽フジハイム1階
03-3945-6761
営業時間:11:30~14:00(月〜土)、18:00~21:00 (LO 20:30)(月〜金)
茗荷谷界隈から大塚1丁目を左折して新大塚公園横を通り、筑波大学付属中学校・高等学校の正門の前を抜け、苔に覆われた壁に沿って坂を降りて行くと、音羽通りの一本手前の左手角にあるのが「レストラン コクリコ(Coquelicot:ひなげし)」です。 有楽町線護国寺駅の方がはるかに近いのですが、「茗荷谷界隈」では「春日通り」がいつも出発点なのです。
及川店長の母君が喫茶店としてこの場所に開店したのが今から38年前の1977年のことでした。都内のイタリアレストランで修行していた及川さんが店を継いで喫茶からレストランに方向転換したのが23年前、その2年後に改築して店を広げ今のようになりました。
店内の装飾は及川店長(プロスキーヤーです!)が気に入ったニュージーランドのカードローナ・ホテル(Cardrona Hotel)のインテリアを参考にしたそうです。
コクリコのオススメは「パエリヤ風の焼きカレー(とりあえずイタリアンではありませんが美味しい)と世界各国から集めたたくさんのビールを楽しめること」。
母上の頃から「女性が一人で安心して入れるお店」を意識されていたこともあって、今でも「いろいろなビールが飲める肩のこらないイタリアン・バー&レストランです。夜はピザもメニューに加わります。」
ちなみに1980年に出版されたコミック「コクリコ坂から」のタイトルは出版元の講談社の編集者と作者の打ち合わせがよく喫茶店時代のこの場所で行われていたことから決まりました。コミック発売後30年、2011年にスタジオジブリの「コクリコ坂から」が公開される前に初めて講談社から知らされたそうです。「それまではまったく知りませんでした。」と及川店長。
今ではこの前の坂を「コクリコ坂」と呼ぶ人も増えているようです。