IENA

文京区小石川2-7-14
TEL 03-5844-6730
営業時間;8am~無くなり次第終了(だいたい5時から5時半頃)
定休日:月・火(月が祝祭日の場合はオープンして火・水休み)

茗荷谷界隈から少し離れて後楽園に近い富坂上。バス停の目の前にあるのがIENAです。

前を通るたびに「イエナって何の意味だろう?」とずっと気になっていたお店です。食パンから突き出した煙突から煙が昇るマークが可愛いパン屋さんです。

ご夫婦でこの地に開業して約10年、このご時世でイートインは中止していますが、平常時にはランチメニューも提供されて、コーヒー、ワイン(パンに合うワインだそうです)も店内で楽しむことができます。

「バスを待ちながらのぞいていただくかた、後楽園や春日へ向かう通勤のかた、竹早に通う生徒の親御さん、富坂警察のかたも立ち寄ってくださいます」。確かに良い場所ですね。

午前8時の開店までに出来立てのパンを用意するため、仕込みは毎朝午前2時(朝と言うより夜中ですね)から。 公共交通機関の眠っている時間にお店に到着するため毎朝ご夫婦で自転車通勤です。

パンを作るのはフレンチの料理人だったご主人。保存料や冷凍食材などは一切使いません。「ただ自分たちが食べて美味しいと思うものを表現したいのです。たまたま今作っているのがパンと言うだけで、美味しく作れるものが見つかれば将来は別のものを作っているかもしれません」

お勧めのパンや特徴をうかがうと。「全部美味しいですよ!」とにっこり。ただ人気があるのはチョコ・クロワッサン、デニッシュ、フランスパン(バゲット)、食パンだそうです。作り手が美味しいと思う味、そのバランス、そして「口溶けが良い」ことを大切にしているそうです。「口溶けが良いパン作りを目指す」と言うのは確かに珍しいかもしれませんね。

ご夫婦で大切に作り上げてきた味は食材の微妙な配合や長年の経験から生まれたものですが、もうひとつ「地域に合うパンを用意するのも私たちのめざすところ、お客様とのコミュニケーションがとても大切だと考えています」とご主人。お母さんとの会話のなかからお子様向けの無塩パンを「試行錯誤しながら作り上げ好評いただいたこともあります」。

確かに販売を担当する奥さんはお話上手、つい会話がはずんでしまいますが。なるほど。
「うちのパンは『どこ風のパン』と言うことはありません。あくまでも『IENA風』なのです」。お店には大きく「IENA Brise(IENAのそよ風?でしょうか)」と墨書された額縁が置かれています。「地域とともに我が道を行く」パン屋さんですね。

ミステリアスだったIENAの意味もうかがいました。「いかにもパン屋さんの名前らしい、〇〇ベーカリーなどは使いたくなかったので」ご夫婦の苗字「佐野」さんの「佐」を分解して「イ」「エ」「ナ」となりました。なーるほど。(6月4日)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です