チッタ・アルタ
播磨坂から春日方面へ700m余り、伝通院交差点近くのイタリアン•レストランCittà Alta(チッタ•アルタ)はミラノからほど近いベルガモの旧市街の名前、その意味は「The Upper City(上の方の街)」だそうです。この街のレストランで修業した茂呂岳夫氏が6年前に開店したお店です。イタリアでの修業中、以前からいつかは学びたいと考えていた世界一予約が取りにくいと言われるスペインのエル•ブジへ直接乗り込み交渉に成功したのです。これまでにエル•ブジで学んだ日本人シェフは6人ですが彼はその内のひとりと言うわけです。(Wikipedia)。
大変感心するのは調理の合間もお客様の様子を絶えず見ながら飲み物を尋ねたり気配りを絶やさないこと。何もかもたった一人のワンマンプレー。下準備の王者ですね。ディナーのオードブル10連チャンは圧巻。私の胃ではメインの前に一杯になってしまうほどです。今日はランチにしておきます。
エル•ブジ仕込みの料理に満腹。茗荷谷へ戻る道中は幸せですよ。(2015,01,24掲載)
下準備ができたオードブルの素材達
茂呂氏発明のカトラリーのまとめ置きツール。上から順番に使っていけば良く、スペースも取ることはない。フォーク用は深く、スプーン用は浅く切れ込みが入っていて芸が細かい。
チッタアルタの名物ワカサギのフリットとレモンの泡。ツマようじと糸は釣竿と釣り糸です。
はい、ワカサギを釣り上げました。
デザートは、ヨーグルトのミント風味のクレープ包みとミントのアイスクリーム。