Books アイ (本)
文京区大塚1−1−15
電話 03-5940-7050 Fax 03-5940-7081
茗荷谷の正面改札を出て左突き当たりにあるのがBooks アイ書店です。
私にとって駅の近くには必ず本屋さんがなければいけません。1日の仕事を終えて自宅近くの駅に戻り、家に向かう前に立ち寄るのが本屋さん。
電車内の吊広告で見た週刊誌や話題の本をチェックすることもありますが、ただなんとなく立ち寄ることも多いのです。
帰宅前の本屋さんで過ごす一時が、仕事で高ぶっていた気持ちから家に戻ってくつろぐ気持ちに切り替わるためには必要です。(と思っているのは私だけかもしれませんが。)
夜も更けて周りの店の灯が落ちても本屋さんだけは開いているというのが私のイメージです。
Booksアイは2008年にその前の「日進書房」から場所を引き継ぐ形でオーナーが替わった本屋さんです。外観に目立った変化がなかったのであまり気がつきませんでしたが、そういえばそのころからだいぶ書棚の位置や書籍の品揃えが変わりました。一部マニアックな書籍が目につくようになったり、ディープな「小石川関係コーナー」ができたことを思い出します。書棚の色もそれまでの木目から白に塗り直したそうです。春日通り沿いにインド政府の「VISA発行センター」があった頃は、「インド」や「インド旅行」についての書籍を置いたコーナーも作っていました。
ネットでの注文がこれだけ普及してしまうと街の小さな書店としては広くカバーするよりも、他にはない特徴のある書籍を揃えるのも一つの方法。思いきった方針変換をしたなぁと感心したのを覚えています。
野口店長は「書棚ごとのジャンルはなるべくそのままに、それでもお客様に飽きられないように並べかたや、品揃えを変化させています。」また、「おしゃれなコンセプト・ショップを目指すよりも、街の一部として普段着で入りやすい書店」作りをめざしているそうです。
最近、「こんな本はないか」とお客様に尋ねられることが少なくなったのが残念と野口店長は言います。「お客様に本について尋ねられることで街の書店は育っていくのです。なんでも良いので尋ねていただきたい。」そうです。
Books アイは 年中無休 朝10時から夜11時まで営業しています。(2015/12/29掲載)
日進書房…
懐かしい名前です。
もとは駅前にあった教育ビルに入ってましたね。
その日進書房も、不昧堂の書店部を居抜買のオーナーチェンジだった気が。。。
懐かしい名前を思い出させていただきアリガトうございました。