いだてん
NHK大河ドラマ、来年(2019年)第58作目は「いだてん」。
茗荷谷界隈が重要な場所として登場します。
日本人が初めて参加した第5回オリンピック、ストックホルム大会(1912年)にマラソン選手として出場した「金栗四三」氏(大阪道頓堀にあるグリコの広告のモデルでもあります)から始まり1940年の幻の東京オリンピック、そして1964年の東京へと続くお話だそうです。
金栗四三氏は今の筑波大学東京キャンパスと教育の森公園にあった東京高等師範学校の学生さんでした。 そしてそのマラソン用シューズ(当時は足袋でしたが)を作ったのが大塚にあった「播磨屋」と言う足袋屋さんでした。
「播磨屋」は姫路出身の黒坂辛作氏が23歳で1903年に創業。戦後も改良を重ね、「カナグリシューズ」として販売が続いていましたが、1991年頃、一部のファンに惜しまれながら閉店となりました。
当時の場所に「金栗足袋発祥之地」の銘板がビルの横に小さく埋め込まれています(大黒湯の少し先、お弁当屋さんの入っているビルです)。
「四三」とは珍しい名前ですが、読み方は「しぞう」だったり「しそう」だったり、ご本人も取り混ぜて使っていましたが、出身の熊本県玉名市ではご子孫の了解もいただいて「しそう」と呼ぶことに決めたそうです。なぜ「四三」なのでしょうか。 父上43歳の時に生まれたことなどからつけられた名前とのことです。
金栗四三役の中村勘九郎(界隈の住民です)、嘉納治五郎役(占春園に銅像があります)の役所広司、語り手の古今亭志ん生役のビートたけしさんも楽しみですね。
参考 URLリスト
NHK大河ドラマ「いだてん」
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/originalu.html?i=12186
熊本県玉名市特設ページ
http://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/112/2193.html
ハリマヤシューズの歴史
http://www.ne.jp/asahi/olympia/sunwards/read/12-00-harimaya1.htm
もう一つの東京オリンピック
http://www.ndl.go.jp/kaleido/entry/15/