教育の森公園の役割
教育の森公園
文京区から出している「こころのやすらぎ文京の公園と緑地」冊子から
昭和61年(1983年)に開設されたこの公園は「防災」が大きな目的だったようです。
⚫︎人々が逃げ込むために柵を設けない
⚫︎路は広く直線的にする
⚫︎防火樹林帯を育てる
⚫︎消防、飲料用の貯水槽を、確保。
公園の奥にある「平和の天使像」は昭和58年(1983年)の文京区非核平和宣言を記念して建てられたもので「地球の内部から湧き上がる邪悪なもの」を天使が踏みつけている様子。
奥の広場は緊急時には17000人の避難を想定し、スポーツセンターと併せて救難活動の中心となる。非常用発電装置も備えている。
公園の樹木は「防火林」のため剪定をせず火の手をここで食い止めるため鬱蒼と伸びるに任せていること。
普段何気なく利用している公園もいざという時の事を考えて設計されているのですね。
開園間も無い頃はまだ樹木も疎らで背も低かったですね。(2015, 05, 27掲載)